
10月初旬のこの季節、樹のすがたが見えなくとも所々でキンモクセイのいい香り(苦手な人もいる)が漂っている。伴なって朝夕が涼しくなって秋の到来を実感する。同僚と子どもの頃トイレ芳香剤でこの花のものがあったけど、今は香水としてあるといったことや好みの話しになったりした。バラ、ムスク、イランイラン、ラベンダー、レモングラス・・
花の香りは虫さんたちに受粉してもらうのに香りの元を気化させて(漂わせて)寄ってもらうとある。でもこのキンモクセイは短期間で花を咲かせるためにアブしか寄りつかないらしく、蚊も嫌うので蚊よけになったりするみたいだ。ふと最近の公園にあるキンモクセイを思った。それには確かにチョウやほかの虫など見当たらなくて、唯一の蜘蛛一匹が巣を張っていた。ということはアブしかこないとなると狙い撃ちなのか。あの蜘蛛さんは知っているのだろうか・・
と、花の香りが一応ひとも虫も好むいい香りでよかったと思う。もし人には不快で虫にはいい香りだとなるとまず人が植えないとは思うが、好むということで植物、虫、人で一環しているように思える。(ここのキンモクセイの樹は連なっているので確かに主張のある匂い。どこかから匂いすぎて頭が痛くなる~と聞こえてきた、、)
自分はヴァーベナ、フランキンセンス、ジャスミン、ローズが特に好きで時々嗅いだりするが、眠気のある時にはホッとするミントティを飲んでスティック状のミントの香りを吸い込む。今のこと。
寝よう
(*後日、蜘蛛の巣を見てみたら巣がオレンジの花弁だらけになっていた。残念、、)